賃貸物件

 




契約書は確認してから署名する

賃貸借契約書を結んだ時点で、契約のキャンセルは原則的にできなくなるからです。 例えば、契約を結んだが、後日気が変わり、入居前に契約をキャンセルしようとしたとします。入居前であっても契約は始まっているわけですから、通常の場合、礼金・仲介手数料は入居者には戻ってきません。入居者には、前家賃と敷金が戻ってくるだけです。

家賃の金額・支払い方法

通常は、翌月分の家賃と管理費の合計金額を、当月末頃に所定の銀行口座に振り込むことになっています。このとき、銀行口座に振り込む手数料は、入居者が負担するのが一般的です。

禁止事項を確認する

賃貸住宅で生活する際のルールも、契約書(または契約書に付属する書類)に書かれています。例えば、ペット禁止、ピアノ禁止、深夜の騒音の禁止などです。こうした禁止事項はよくチェックしてください。

修繕費を誰が負担

賃貸住宅で生活するうちに、いろいろな修繕が発生します。軽微なものでは電球の取り換えから、大きなものでは、ガス給湯機やエアコンの故障、漏水などです。

契約期間を確認

契約期間とは、入居者がその物件を契約する日から、契約が終了するまでの期間を指します。 ここで注意したいのは、たとえ入居者の都合で入居が遅れたとしても、家賃は契約期間の始まる日から発生してしまう、ということです。

契約の解除

入居者が契約に違反したことを理由に、家主が契約を打ち切ることを「契約の解除」と言います。通常の生活をしていて、家賃を支払っているならば、契約を解除されることはありません。
しかし、家賃滞納が長期間続いた場合や、入居者が著しく他の入居者に迷惑をかけた場合には、家主は契約を解除することができます。契約書には、この点が書かれているので、よくチェックしてください。

解約の方法

入居者が契約期間の途中で、契約の打ち切りを家主に申し入れることを「解約」と言います。 一般的な契約書では「入居者が契約を解約しようとするときは、退去日の1か月以上前に、家主に通知しなければならない」と書かれています。 この通知を「解約予告」と言いますが、この解約予告が遅れると、その遅れた日数の分だけ家賃を余分に支払うことになるので注意してください。
また、解約予告は「1か月以上前」とされるのが一般的ですが、「3か月以上前」とされている契約書もあります。契約の時点でチェックしてください。

保証金の精算

保証金は部屋を退去する際に戻ってきますが、全額戻ってくるとは限りません。部屋の補修費用は、保証金から差し引かれます。 ここで注意したいのは、入居者の故意や過失で破損・汚損した部分の補修費用だけが保証金から差し引かれる、ということです。









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